第39回テーマ 【 瀬戸内芸術祭2022 夏会期 】
-2022年8月29日 第556号 掲載-
もう30年近く前だったか
昔の話しになるが
建築現場からでた廃棄物が
川崎のとある海の岸壁から
船に積込みしている業者がいて
船で何処に運ぶのか聞いたら
その人が瀬戸内海と聞かされ
驚いた記憶があります。
あの時の話しは、
もしや豊島(てしま)
だったのか、、、
日本最大級の産業廃棄物
不法投棄事件の舞台となった
瀬戸内海の豊島(香川県土庄町)
県と住民との間で成立した公害調停から
20年以上が経過したが
島を浄化させる取り組みは
いまだに継続中のようです。
近年では瀬戸内国際芸術祭の
舞台となり、会期中には14万人もが
訪れる「芸術の島」としても有名です。
瀬戸内国際芸術祭は、「海の復権」を
テーマに掲げ、瀬戸内の12の島々と
2つの港を舞台に、2010年から
3年に1度開かれています。
2022夏会期、私も
小豆島に渡り、アート通じ
楽しみながらも、考えさせられる
ことも多かったです。
特に良かったのが
小豆島の棚田に出現した
台湾作家により
竹4千本から作られた
球体!中に入ることもでき
自然との気持ち良い一体感
球体の中で、自然と座ったり
横たわったり、竹編みから
空をみたりと、、、
同じ空間に居合わせた
7人くらいの中に、YOGAの
インストラクターいて
みんなでその場でYOGAをおこない
気持ちが良かったです。
コロナ禍で、リモートワークから
二拠点住居やスタートアップ企業の
地方スタートなど、賛否両論あるが
瀬戸内海の魅力は、芸術祭の
サポーターが外国人が多いそうなので
人の活動が再開されれば
まだまだ伸びそうな気配でした。
今日のコラムは
昔話から、今年の夏旅の
お話しでした。