第16回テーマ  【  防犯カメラ  】

2021年9月13日 第510号 掲載

トラブル抑止に、ご自宅に防犯カメラを設置したいと
思われる方々は年々増加しています。

空き巣だけでなく、ゴミを捨て、犬猫による迷惑やらで
クルマのドライブレコーダー同様、動かぬ証拠を捉えたくなる
心理でしょう。

以前は、防犯カメラシステム自体が高かったことや
管理もそこまでしたくない方は、ダミーのカメラを
玄関や門付近に設置されていました。

昨今、価格は相当安くなりご自身のスマホから
簡単に操作でき3000円でも十分なくらいな
手軽な商品もたくさんインターネットで売られています。

防犯カメラの設置には、メリットだけなく
過信すると思わぬデメリットもあります。

防犯目的のカメラでも
プライバシーの問題がありますので
カメラの画角には気をつかう必要はあります。

他に、防犯カメラがついていることが
抑止になるはずが、悪いやつは
フルフェイスヘルメットで変装したり
手が届くところのカメラでは、変装し
堂々と向きを変えられてしまったりします。

先日ですが、建築現場の入口に
設置してたカメラの件で、うちの事務所にも
警察から電話連絡がきました。

電話の内容は、犯人の逃走経路なので
捜査資料として録画データ提供のお願いでした。
犯人が捕まればこれは地域貢献にもなるので
これは防犯カメラのメリットとでしょう。

神奈川県警の空き巣の統計を確認したら
令和元年が、1418件 令和2年が、744件と
これは防犯カメラの普及だけでなく
コロナ渦で自宅にいる方が増えているためか
大幅に減少してました。

備えあれば、憂い無し
いろいろ心配な方は設置をお薦めします。

今日は、防犯カメラのお話しでした。