ヴィンテージマンション購入時の注意点
◯現在の建築基準に適合していない箇所の確認
ヴィンテージマンションは、現在の建築基準法に基づいて建築されていません。
たとえば、昭和56年に建築基準法が改正されましたが、それ以前に建築された建物は、
現在の建築基準法に適合していない部分がある可能性もあります。
建物の耐震診断等の有無などについても確認をします。
◯建物・設備の修繕履歴の確認
大規模修繕工事や細かな修繕履歴を確認します。
これで管理状況の把握もできます。
建物診断などによる補修工事実施の有無や、表に見えない建物内の給排水管や共有部分の修繕など
個人での修繕が及ばない部分の修繕履歴の確認をします。
◯専有部分の改修制限の確認
ヴィンテージマンションで暮らすなら、自分好みのお部屋にリノベーションしたいものです。
リノベーションにあたり、管理組合への届出書類、材質、工事時間の制限などの確認をします。
◯管理規約の確認
部屋毎の管理費・修繕積立金や建物全体の積立金状況、そして、共有スペース、駐車場・駐輪場、ペット飼育等
日々の暮らしの制限などについて確認をします。