鎌倉御成町マスターズハウス

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賑やかな東口に比べれば、少し落ち着きのある西口。

鎌倉駅の西口と言えば、佐助稲荷や銭洗弁天など観光客にメジャーなパワースポットも多い。


そして新旧個性豊かな店が並ぶ御成商店街。

この商店街を抜ければ、かの有名な由比ガ浜へとたどり着く。


しかし、地元住民にとっての西口と言えば、市役所・税務署などの公共機関と紀ノ国屋。

そして忘れてはならない「元鎌倉御用邸」である。


現在、御用邸は葉山へと移転されており、昭和初期、その跡地に小学校の建築がなされた。

元々、御用邸の正門として使われていた重厚な門構えが特徴の、現在は御成小学校。

重要文化財さながら、色濃く歴史が残る家屋と木々しげる敷地。

「由緒あるこの小学校に通わせたい」と、この学区内の物件を希望する方もいるほどの人気小学校でもある。


その御成小学校向かいの一角に、こちらも負けていない堂々たる佇まい、ひときわ目立つ品格ある建物。

鎌倉御成町マスターズハウスである。

2007年2月に竣工。

地上6階建、総戸数は60戸。

“鎌倉モダン”をテーマに造られた特徴的な外観。

狭く小さなこの鎌倉の地に、大小5箇所の吹き抜けを有す構造により、採光・通風を追求したデザインである。

ホテルライクな車寄せのある玄関エントランスは、この地に恥じない面構えである。

ここは鎌倉市御成町。

そもそも鎌倉駅周辺の“鎌倉文化”は昭和以降に発展してきた。

時代が変われども、御成の地に家を持つ、という魅力のステータスは変わらない。