かつてこの地に居を構えた諸外国の要人たちが「Bluff(絶壁)」と呼んだ山手エリア。
時代は流れてもこのヒルトップから眺める横浜の景色は変わらない。
当エリアが第一種低層住居低層地域や風致地区に指定されていることも、良好な住環境が保たれている理由の1つであろう。
そして都市景観100選にも選定されている歴史ある街並み。
港のみえる丘公園やフランス山公園など横浜を代表する公園と異国情緒漂う閑静な住宅街。
地下1階付6階建、竣工時は1~3LDKの間取を中心としたプランで売り出された。
南面に開口を大きく確保した部屋が多くあたたかい陽を室内へ取り込む。
部屋位置にもよるが、山手町の街並み、マリンタワー、横浜の海など、まさに暮らしの中に「横浜・山手」の眺めがある。
街の歴史と共に1970年より熟成されてきたマンションの外観。
敷地内の植栽ですら雰囲気がある。
目を引くオレンジ色のタイルとエントランス。
オートロックのエントランスを抜けるとソファラウンジ。
落ち着いた内廊下設計、トランクルームも設置されている。
エントランスをはじめ共用部分の行き届いた清掃・管理は、さすが山手のマンションといったところである。
やはり、そこに住む人々の愛着があってはじめて、年数を重ねても草臥れず、風格と深い味わいを持つヴィンテージへと成れるのだ。