山手駅は駅前よりすぐに起伏があり、駅からフラットなアプローチで行けるエリアともなればかなり限定されてくる。
起伏が激しいゆえに傾斜を緩やかにするため、道路は直線ではなく周り込むように存在しており、車が入れる道も限られてくる。
いわゆる一般的な駅前の整然とした碁盤のようなイメージのそれとは異なるため、
山手駅から「徒歩5分」というエリアは非常に少ない。
この土地をよく知る人であれば、おそらく「山手駅徒歩5分」というフレーズがどれだけ珍しいことかお分かりいただけるであろう。
駅から物件までの道のりはほぼ階段であり、実際には徒歩10分以内くらいを想定していただくのがよいだろう。
しかしながら、漫画に出てくるような、部活のトレーニングや修行場のような激しいものではなく、
階段の中央には自転車やベビーカー用のスロープも用意されている。
物件の所在は駅北西部の竹之丸エリアとなる。
山手エリアの中心から外れたエリア、旧NTT社宅の跡地に建てられた低層3階建。竣工は2020年3月である。
良好な住環境が守られた第一種低層住居専用地域の総戸数29戸のマンションである。
50m近くある標高の開放感に満ちた丘の上、2,100㎡超の敷地は周辺をみてもかなり貴重な存在であり、
東側に望むランドマークタワーやベイブリッジ・横浜港の景色は格別だ。
ライトグレーを基調としタイル貼されたブラウンがアクセントの落ち着きのある外観は、街並みにもよく調和している。
街並みを一望する位置にエントランスが配置されている。
ボリュームのある植栽・シンボルツリーには高木を配したアプローチを建物内へ進むと、
高さ約4mもの吹き抜けが心地のよいエントランスホール。
天井まで届くガラスウォールがさらに解放感を際立てる。
分譲時の専有面積は70㎡~76㎡がメインのファミリー層に良いプランニング。南向き中心の住戸となっている。
山手の物件であることを考えると小ぶりな印象があるかもしれない。
しかしながら、随所に味わい深い質感と豊かな色調のマテリアルを採用し、
歴史と文化が香る山手の地の”新たな景色”となりうる建築を目指し建てられた、山手のマンションの風格を持っている。
150年以上前から外国人貿易商などが暮らしを営んできた「山手の歴史」
そして同じく歴史ある競馬場の跡地・根岸森林公園「山手の緑」
2つの山手の魅力の交わる丘で、横浜の街と港の発展を見守り佇むマンションである。
★こちらの物件は現在、売り出し中のお部屋がございます★ (2024.11.19)
▶︎▶︎▶︎ 販売価格6,980万円|2階部分|70.50㎡|居住中
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