横浜市中区根岸旭台の閑静な住宅街にあるマンション
日本初の競馬場跡・根岸森林公園
この森林公園を中心に広がる根岸側の当エリア
こちら側も元町側同様、横浜屈指の住宅地である
春には公園全体を覆う圧巻の桜景色
緑豊かで広大なこの公園までおよそ400m程度
周辺に住む人々が愛犬と散歩を楽しむ姿がよく見られる
この広大な公園を訪れる人々はいるものの、元町側と比べれば観光客なども少なく
落ち着きがありゆっくりとした時間が流れるのが根岸旭台エリアだ
東急建設の施工により1980年4月に竣工
白い外壁にレンガタイルが施されたモダンなエントランス
瀟洒な佇まいが印象的な外観である
5階建、総戸数は13戸
並んで建つ「インペリアルブラフ」よりもさらに少ない住戸数
だからこそほとんど市場には出てこない
そんな印象のあるインペリアルブラフとロイヤルブラフだ
ヴィンテージマンションとして良い年の重ねかたをしてきたマンションであっても、やはりその築年数に不安を持つ方もいるだろう
少し話は逸れるが、横浜市では、建築物の耐震改修の促進に関する法律第22条第2項に基づく
「建築物の地震に対する安全性」の認定を、「あん震マーク制度」として行っている
耐震基準を満たしている建築物は、それを示す「あん震マーク」を表示することができ
この「あん震マーク」認定を受けた建築物には「横浜貿易会館」や「ちぇるる野毛」などがある
このロイヤルブラフもその基準を満たしており、あん震マークを表示することができるマンションである
上記のような “建物に関する決め事“ は、大規模修繕を含め、多額な費用がかかることも多いため
なかなか話し合いの進んでいきづらい事例であるのだが、
当マンションくらいのコミュニティの場合には、比較的フットワークの軽いことが多い
幼稚園や私立小学校同様に、同じような価値観を持った人々が集まれば、進む方向は大きくズレない
大規模には大規模の、小規模には小規模の良さがある
ファミリータイプの間取も多いプランで新築分譲されたこちらのマンション
上層階からは相模湾を望むこともできる