横浜市中区山手町
朝目覚めたらゆっくりとアタマとカラダを起こすように、目の前の港の見える丘公園を散歩する
休日や時間があるときには、近代文学館や博物館あたりまで足を伸ばして歴史に思いを馳せたり、
その文化の香りにゆっくりと浸るのもよいだろう。
周辺を異国情緒あふれる洋館や教会など、インターナショナルで美しい景観に囲まれ暮らす毎日は、
何物にも代え難いものになるだろう。
荒井商店によって2000年05月に竣工された総戸数14戸の2階建。
施工は佐藤秀が手掛けた。
新築販売時、3LDK~4LDKの間取りを中心としたファミリー層(裕福な)をターゲットにした低層マンションである。
敷地内には全戸分の駐車場に加えて、全戸分の大型トランクルームを配置
こういったゴルフクラブや季節用品が収納できるようなスペースは、実生活においてかなり重宝する
広い室内をさらにゆったりと使うことができるだろう
鎖1本で無用な侵入を踏みとどませる貫禄のあるエントランス
タワーマンションの“威圧感”とは少し違うこの重厚感も周囲に溶け込む低層マンションならでは
そしてその雰囲気もやはり、ヴィンテージマンションとして熟成していく大事な要素なのかもしれない
御影石をあしらったエントランス
早くもヴィンテージの雰囲気が出てきた渋みのあるライトブラウンの外壁
それを彩るように要所に散りばめられたダークグリーンが異国の品格ある外観へ仕上げている
なだらかな丘陵に包み込まれるように建つその邸宅
すべてにゆとりを持たせた開放感
その広さから生まれる贅沢な寛ぎ
正当なる山手の住空間を継承し
「永住」をコンセプトと呼ぶにふさわしい佇まいである
しかしなんと言っても、その魅力は羨望のまなざしを受けるロケーションだろう