鎌倉駅を出てすぐの大通り、由比ガ浜の海から鶴岡八幡宮まで続く「若宮大路」
鎌倉へ訪れた人であれば必ずや歩いたことがあるであろう有名な道である。
由比ガ浜海岸を背に、一の鳥居、二の鳥居、そして車道より一段高いほどの段葛を通り、終着点の三の鳥居から八幡宮の境内へと到る。
道幅が徐々に狭くなるようになっており、遠近法によって実際の距離より長く見えるようになっているが、この造りは改修が度々行われてきた現在でも踏襲されている。
また、若宮大路は一部が国の史跡に指定されており、段葛は鶴岡八幡宮の境内、神社の私道となる。
この、鎌倉のメイン通り沿いに建てられた当マンションは、住環境を守るため、厳しい建築規制を行なっている鎌倉市と、人口密度規制や提供公園面積・建物高さ制限等について折衝の末、1993年に施工された。
由比ガ浜海岸そして材木座海岸までも歩いて10分程度、鎌倉の自然と歴史を肌で感じながら暮らせる環境である。
大通り沿いに立地するも、建物が通り沿いには面しておらず、敷地内に足を踏み入れると驚くほど静かだ。
全4棟からなるマンション、広大なその敷地にも驚かされる。
駐車スペースは地下になっており敷地内の地上で車を見ないことも一役買っているのかもしれない。
茶系を基調としたシンプルな外観に植栽の緑が映え、古都の落ち着いた街並みによく調和している。
徒歩5分圏内にスーパーやドラッグストア・コンビニや商店街があり、駅周辺には数えきれないほどの飲食店やお店が並び、観光地らしい賑わいをみせている。
前記の若宮大路を挟んだ向かいには小学校と市民体育館があり、子供にとっても最高の立地である。
海の街・鎌倉に似合う木々が多く茂る住環境。
敷地の中央には、マンションよりもずっと歳をとっているような大きな松のシンボルツリーがある。
何百年とここで歴史を見てきた、そう物語るかのように揺れる枝葉。
変わるもの。変わらないもの。
古都鎌倉の歴史が交差するマンションである。
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